ハーフな俺。後編(完結)

そんなやり取りをしていると、

「お待たっせぇ~っ!」

陸が元気にやってきた。

その後ろから、歩いてくるルイと目が合った。


その時軽くルイが微笑んだような気がした。


それだけで、私の胸は高まり顔が赤くなるのを感じた。


「じゃっ!行きますかっ?」


陸の掛け声とともに、私たちの一日が始まった。

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