ハーフな俺。後編(完結)

電車で2時間も掛からなかった。

9時になる頃には、海も見えてきた。

「うわぁ~、見えてきたょ。」

「海だぁーっ!」

「ドキドキしてきたよっ。」

それぞれがそれぞれの思いを口に出す。


「うっしゃーテンション上がってきたぁ~!!」

そう言う陸に、

「頼むから、それ以上あげんとってぇやっ。」

ゆきの突っ込み。

それに爆笑するこいつら。





< 155 / 417 >

この作品をシェア

pagetop