ハーフな俺。後編(完結)
荷物を預けて、腕時計タイプのキーを腕につけて
私はルイの元へ戻った。
荷物がきちんとまとめて置かれているのを見て、
「あっ、ルイ、ごめんね。
皆荷物放っていっちゃったもんねっ。
ありがとっ。」
皆の代わりにお礼を言った。
「あぁ、別に。俺が寝転がれる場所確保したかった・・・だけだし。」
何て言うルイ。
でも、私知ってるの。
ルイが照れる時に、少し片方の唇を上げて頭をかく癖。