ハーフな俺。後編(完結)

荷物を預けて、腕時計タイプのキーを腕につけて
私はルイの元へ戻った。


荷物がきちんとまとめて置かれているのを見て、

「あっ、ルイ、ごめんね。

皆荷物放っていっちゃったもんねっ。

ありがとっ。」

皆の代わりにお礼を言った。

「あぁ、別に。俺が寝転がれる場所確保したかった・・・だけだし。」

何て言うルイ。

でも、私知ってるの。

ルイが照れる時に、少し片方の唇を上げて頭をかく癖。
< 158 / 417 >

この作品をシェア

pagetop