ハーフな俺。後編(完結)
~~ルイside~~
食事を終えお腹がいっぱいになると、ドッと押し寄せてきた疲労・・・
皆の口数が減る。
帰りの電車の中の静かなこと。
(マジっ、こういうの久々っ。)
夏休みに入ってからというもの、いつも周りにいたこいつら。
騒がしいのが当たり前になっていた。
俺の肩にもたれ掛かって寝てるマリア。
そのマリアにもたれて目を閉じてるリサ。
前には晃と雅紀が俯いて寝てる。
雅紀にもたれ掛かって寝てるゆき。
俺の横の陸はかろうじて起きてる感じだ。
(なんだかんだあったけど、楽しかった。)
俺はこいつらに感謝した。