ハーフな俺。後編(完結)

リサに手を引かれ、我に返る俺。

(そうだ、別にあいつが今誰とどんな生活してるって事は、どうでもいいんだ。

俺はただあいつに俺の今を見せてやるだけで・・・それだけでいいんだから・・・)


そう思い、横を見ると黙って頷くリサ。


ピーンポーン

インターホンをゆっくりと押した俺。

しばらくして、


「はい?」

と低い男性の声が返ってきた。

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