ハーフな俺。後編(完結)
言葉の出ない俺の代わりにリサが
「はい、私たち桃華さんに会いに来ました。
桃華さんは、いらっしゃいますか?」
とハキハキと尋ねた。
「あぁ、やっぱり桃華の知り合いかっ!
今桃華は外に出てて、多分もうすぐ帰ってくるだろうと思うけど・・・
君たち上がって待ってるかい?」
そう俺たちに聞く男。
「あっ、は・・ぃ「いぇ、結構です。帰りますから。」
リサがYESと言う前に、俺はそれを断り
リサの腕を掴み、その場所を離れた。