ハーフな俺。後編(完結)
私も目を閉じて、パパの言った事を考えてみた。
私はきっといつか、この気持ちを忘れる日が来るのかも知れない。
でも、今あるこの気持ちを大切にしよう。
私がここにいるってことだから。
ここに存在して生きてるってことだから。
帰ってきて初めて肩の荷が下りた気がした。
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ふと気づくと、私の上にパパのジャケットが掛けられていた。
(あぁ、私いつの間にか眠っていたんだ・・・)