ハーフな俺。後編(完結)
それから、1週間が経った。
目が覚めたのは9時を過ぎてからだった。
ここ一週間また、少し眠れるようになってきていた。
毎日、辛くて、苦しくなっては涙を流してはいた。
でも、誰かを想ってこんな風に感じれる
気持ちを大切にって、思うと少し楽になれる気がする。
シャワーを浴びて、リビングでゆっくり朝食をとった私は、
今日一日何をしようか、考えていた。
「ねぇ、ママ。
今日何してるの?」
朝食の後片付けを終わらせたママに聞いた。