ハーフな俺。後編(完結)
「分かってるんでしょ。手紙のことだって。
もう4ヶ月以上経つじゃない?手紙書き始めてから。
一回も返事来てないんでしょ?」
マリアの問いに頷く私。
「毎週木曜になると、手紙書いてるの知ってるんだ、私。
リサ、部屋でいっつも泣いてるでしょっ?
私気づいてたよ。」
「えっ・・・」
私が泣いてるところをマリアに気づかれていたなんて、知らなかった私はびっくりして声が出た。
メニュー