ハーフな俺。後編(完結)

「どうしてよっ?」

マリアは分からないって顔で聞いてくる。

「マリア、ちょっとそこに座ろう。」

そう言ってマリアの手をひっぱり、コンビニの駐車場の隅にある段差に行きそこに座る私たち。


「あのね、私手紙を書き始めてすぐは正直甘く考えてたんだ。

私の書く日本語の文章を見て、すぐに返事を書いてくれるって思ってた。

でも、そんなことなくて凄く凹んだときもあったよ。」



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