ハーフな俺。後編(完結)
そう言った俺を一斉にびっくりしたように見るこいつら。
「何だよっ。あいつとはちょこちょこ話したりしたことあるしっ、
別に問題ないだろっ。俺が誘ったって。」
何故か強い口調になって言ってしまった俺。
(何焦ってんだ・・・)
「そっかぁ、お前にも俺以外のダチが出来たか。
嬉しいようで、俺は少し寂しいよっ!」
なんて言い出した陸。
でも俺は気づいてた、こいつがその場の少し変な雰囲気を変えようとしてくれたこと。