あなたには責任があります!
「な! え??」
「ぼくをなんだと思ってるんですか」
涙声にさえ聞こえて、美花梨は天史を見返す目をぱちぱちとまたたいた。
「誘ってるわけじゃないなら、油断しすぎ!」
自分だってボクサーパンツにシャツ一枚を羽織っただけのくせに、なんだかすごく怒ってて怖い。
枕にしがみつくと、肩に熱い息がかかった。
「恥ずかしがってるつもりなら、ぜんぜん隠せてませんからね」
言われて我が身を見ると、キャミソールの肩ヒモは肘までずり落ち、身ごろはめくれあがって、横隔膜なのかな? ってあたりにくしゃくしゃと集まっている。しかもふたりの位置関係では、なかば天史におしりを突き出している格好だ。
どうにかしようと身をよじると、天史が覆いかぶさるようにベッドに両手両膝をついた。
「ぼくをなんだと思ってるんですか」
涙声にさえ聞こえて、美花梨は天史を見返す目をぱちぱちとまたたいた。
「誘ってるわけじゃないなら、油断しすぎ!」
自分だってボクサーパンツにシャツ一枚を羽織っただけのくせに、なんだかすごく怒ってて怖い。
枕にしがみつくと、肩に熱い息がかかった。
「恥ずかしがってるつもりなら、ぜんぜん隠せてませんからね」
言われて我が身を見ると、キャミソールの肩ヒモは肘までずり落ち、身ごろはめくれあがって、横隔膜なのかな? ってあたりにくしゃくしゃと集まっている。しかもふたりの位置関係では、なかば天史におしりを突き出している格好だ。
どうにかしようと身をよじると、天史が覆いかぶさるようにベッドに両手両膝をついた。