冷たい彼氏のホントの気持ち。




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それから15分経っても旭は来なくて。


もしかしたら迎えに来てって言ったのが聞こえてなかったのかもしれないと思って、旭の教室に向かった。



だけど教室には誰も残っていなかった。



やっぱり帰っちゃったみたい。


だけどちょうど良かったかもしれない。

色々と考えちゃって気分は落ち込んでるし
それにさっきも……もしかしたら来てくれるかもって少し期待した分、かなり落ち込んだ。


とりあえず帰ろうと教室から離れて階段を降りきった時だった。



階段と昇降口へと繋がっている廊下のところに抱き合っている2人の人影が見えた。




こ、これは…邪魔しては申し訳ないと思って、遠回りになるけど別の道から下駄箱に向かおうと踵を返そうとしたときーーー……




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