君の笑顔が見たいから
◆2◇嫌いだから
声は幸の後ろの方から聞こえてきた。
幸は大きな溜め息を1つすると後ろを振り返った。
振り返ると、入り口の階段に寝ている
高岡豊《タカオカユタカ》がいた。
「‥高岡くんこそ、なんでこんな所で寝てんの、今授業中なんですけど。」
「山神さんこそ、何してんの?授業中なんですけど~」
そぅ言うと豊は起き上がって
幸の方へ近づいてきた、
「別に‥‥気分転換」
豊が近くに来ると同時に
幸は入り口に向かって歩いていた
「じぁ、俺も気分転換」
豊が幸の顔を覗きながら
言った。
少しばかりふざけているょうにも見えた。
「‥あっそ。」
そんなふざける豊を後目に幸は入り口に歩き続けた。
前から幸は豊が苦手だった。
と言うか、嫌いだった。
豊は自分とは違って、いつも誰にでも笑顔を見せていた、いつも明るく豊の周りには人が集まっていた。
そんな誰にでも
笑顔を見せる豊が
幸は嫌いで
軽い奴だと思っていた。
だから
今、 この屋上でこいつと2人きりでいること事態嫌だった。
しかし
幸が入り口のドアを開け
屋上から消え去ろうとした時
「山神さん、死のうとしたんでしょ。」
またもや後ろから幸の足を止める声がした。
幸は大きな溜め息を1つすると後ろを振り返った。
振り返ると、入り口の階段に寝ている
高岡豊《タカオカユタカ》がいた。
「‥高岡くんこそ、なんでこんな所で寝てんの、今授業中なんですけど。」
「山神さんこそ、何してんの?授業中なんですけど~」
そぅ言うと豊は起き上がって
幸の方へ近づいてきた、
「別に‥‥気分転換」
豊が近くに来ると同時に
幸は入り口に向かって歩いていた
「じぁ、俺も気分転換」
豊が幸の顔を覗きながら
言った。
少しばかりふざけているょうにも見えた。
「‥あっそ。」
そんなふざける豊を後目に幸は入り口に歩き続けた。
前から幸は豊が苦手だった。
と言うか、嫌いだった。
豊は自分とは違って、いつも誰にでも笑顔を見せていた、いつも明るく豊の周りには人が集まっていた。
そんな誰にでも
笑顔を見せる豊が
幸は嫌いで
軽い奴だと思っていた。
だから
今、 この屋上でこいつと2人きりでいること事態嫌だった。
しかし
幸が入り口のドアを開け
屋上から消え去ろうとした時
「山神さん、死のうとしたんでしょ。」
またもや後ろから幸の足を止める声がした。