一日限定カップル〜10年後〜
「じゃあ、明日は休みということで。
今日はお疲れ様」
夕方便から帰ってくると、ちょうど短期バイトが初日の勤務を終えて帰るところだった。
未来に声をかけると、彼女は俺を見てニッコリと笑った。
そんな風に笑われると。
たまらない…
「にーさんっ」
バイトが帰ってからぽっくんと2人で休憩に行った。
「ねーさんって優しそうな雰囲気ですよね。
女らしいというか何ていうか…
ボクには絶対マネ出来ないや」
「…マネしなくても、ぽっくんには有野さんにない魅力があるよ」
「にーさんがまた恋愛出来たらいいのにな」
そんな事を言うからついつい俺はぽっくんの肩を叩いた。
「俺の事より、自分の事に頑張れ」
未来となら…って自分でも思う。
でも一度根付いた恐怖感はなかなか拭えない。
再会からこんなに苦しむとは思いもしなかった。
今日はお疲れ様」
夕方便から帰ってくると、ちょうど短期バイトが初日の勤務を終えて帰るところだった。
未来に声をかけると、彼女は俺を見てニッコリと笑った。
そんな風に笑われると。
たまらない…
「にーさんっ」
バイトが帰ってからぽっくんと2人で休憩に行った。
「ねーさんって優しそうな雰囲気ですよね。
女らしいというか何ていうか…
ボクには絶対マネ出来ないや」
「…マネしなくても、ぽっくんには有野さんにない魅力があるよ」
「にーさんがまた恋愛出来たらいいのにな」
そんな事を言うからついつい俺はぽっくんの肩を叩いた。
「俺の事より、自分の事に頑張れ」
未来となら…って自分でも思う。
でも一度根付いた恐怖感はなかなか拭えない。
再会からこんなに苦しむとは思いもしなかった。