一日限定カップル〜10年後〜
ようやく。
休憩の声がかかり、私は自分の席でボーっとする事にした。
「どう、慣れてきた?」
尚志が横に座った。
「うん、何とか。
それより井上さんは?」
「外の風に当たってだいぶマシにはなったみたいだよ。
今日は残業させずに帰らせるよ」
それを聞いて私はホッとした。
あのまま仕事させると可哀相。
「昨日、ぽっくんが無理矢理クリスマスしたいと言い出して。
俺と塩野が付き合ったんだけど、ぽっくんはジュースと酒を間違って飲んでこの有様だよ」
尚志は大きくため息をつく。
「3人、仲良いんだね」
羨ましかった。
職場の人とそうやって遊んだ事がないし。
「んー、そうだね。
俺と環は同い年だから特にだけど、ぽっくんはここに来て環に最初、色々教えてもらってそれから俺が教育係になったんだ。
変に懐かれて今に至るよ」
苦笑いをしている尚志だけど、嫌がっていないのはよくわかる。
「おお、仲良いな〜」
班長がすれ違い様に声をかけてきた。
私も尚志も苦笑いをした。
休憩の声がかかり、私は自分の席でボーっとする事にした。
「どう、慣れてきた?」
尚志が横に座った。
「うん、何とか。
それより井上さんは?」
「外の風に当たってだいぶマシにはなったみたいだよ。
今日は残業させずに帰らせるよ」
それを聞いて私はホッとした。
あのまま仕事させると可哀相。
「昨日、ぽっくんが無理矢理クリスマスしたいと言い出して。
俺と塩野が付き合ったんだけど、ぽっくんはジュースと酒を間違って飲んでこの有様だよ」
尚志は大きくため息をつく。
「3人、仲良いんだね」
羨ましかった。
職場の人とそうやって遊んだ事がないし。
「んー、そうだね。
俺と環は同い年だから特にだけど、ぽっくんはここに来て環に最初、色々教えてもらってそれから俺が教育係になったんだ。
変に懐かれて今に至るよ」
苦笑いをしている尚志だけど、嫌がっていないのはよくわかる。
「おお、仲良いな〜」
班長がすれ違い様に声をかけてきた。
私も尚志も苦笑いをした。