双子の貞子ちゃん






「櫂!陽向!おーきーてー!!」



「そんなんじゃ起きないって ♪ 見ててよ華織!…起きろー!!」



バシッ!バシッ!!


「「っ!いった!!」」




「おはよー!もういつまで経っても起きないから僕の平手打ちで起こしてあげたよ!!」




昼から全員授業をサボり、各々好きに過ごす
これがいつもの風景




「お疲れ様です!華織さんの鞄持って来ました!」



「ありがとう!ごめんね律。わざわざ取りに行ってもらって」



「全然!何でも言ってください!」



律が加わり、聞こえてくる会話を聞き流しながら、外をしばらくボーッと眺めていると裏門に1台の車が止まった


< 115 / 241 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop