双子の貞子ちゃん



「伊織様、本当に大丈夫ですか?お怪我に響かないよう、細心の注意を払って運転いたしますが…。」



「大丈夫ですよ、結構治りましたし。横山さんの運転はいつも心地良いぐらいです!それに、私を病院まで連れて行ってくれてありがとうございます」




退院してから初めて行く学校の日
横山さんはものすごく心配してくれる


あの日しーから連絡を受け、学校から病院に運んでくれたのは横山さん

しー やシノ、トラ、凪さんと横山さんはもしものために連絡先を交換してあった





ボロボロの状態の私を見ている横山さんにはものすごく心配をかけてる


退院した昨日もちょこちょこ離れに来ては消化の良い物を持ってきてくれたり、掃除をしてくれたりした






「行ってらっしゃいませ伊織様…。何かあれば私でもよろしくので連絡ください」



「はい。ありがとうございます、行ってきます!」


笑顔で車から降りた

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