双子の貞子ちゃん




泣き出しそうな顔の律
それを最後に視界に映し、男の後ろを歩いていく。




















「藤咲伊織ならここにいるが。」













そこに立っていたのはミルクティー色のショートカット姿の伊織


「っきぃさん!」


「しー、久しぶり。…ごめんね、迷惑かけて。」



「迷惑だなんて!俺はきぃさんのためなら!!」



何でもします!




その言葉は続けられなかった。

カチッ…
とこめかみに銃口が当てられたからだ。




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