双子の貞子ちゃん



私は素直に皿を受け取り、キラキラと輝いているケーキを食べ始める



「え、ちょ、ちょっと待った!!今、湊って言った!?2人仲良いの!?いつの間に?」



紅蓮を見れば私と湊に視線が彷徨ってて、華織は少し不安そうだった



湊を見れば無視して優雅に食事してる


「総長って呼ぶのは何だから名前でって言われただけ」



「なら!僕たちも名前で呼んで!名前分かるよね?」




キラキラした目で見つめられて呼ばない方が後味悪い



「…遥希、櫂、陽向、悠」


順番に言っていけば特に遥希が嬉しそうだった




「うん!これからもよろしくね伊織ちゃん!」


「伊織なら上手くやれそう!」


「伊織ー!」


遥希、櫂、陽向が喜んでくれる横で、悠と湊も笑ってくれてた




なんだか、心が温まるそんな場所になってしまったかもしれない


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