双子の貞子ちゃん
完全に2人は伸びてて、もう1人はまだ起き上がってない
彼らとやりあってた人を見るとぐったりと横たわってた
急いで駆け寄ると怪我が酷い
「大丈夫ですか?立てます?」
「あっ…う"!」
起こそうとするけど、体が痛そう
すると、転んだ男が起き上がりそうな感じだった
「私の背中乗れます?乗れそうだったら遠慮なく乗ってください!」
彼は少し嫌そうにしたが、私がどっち!?と言えば、ゆっくりと背中に乗ってくれた
「振動が伝わるかもしれないですけど、我慢してください!」
私は男たちがいるところとは別の出入り口に向かった
起き上がった男は私たちより、倒れてる他の2人のとこに行っていた
「大丈夫ですか…?」
微かに見える髪の毛が縦に動いた気がした
少し荒い呼吸が聞こえるけど大丈夫そうだ
私は彼に響かないようになるべく早く歩いて学校を目指した