双子の貞子ちゃん






「伊織!横山さんもう着くってー!」



あれからはみんなでトレーニング法を考えてた紅蓮

華織はソファに座って黙っている湊の側にいき、2人で話していた



私は相変わらず暇で、彼らの楽しげな声を聞かないように無になろうとしていた




ここに来て2時間

ようやく帰れると思うと嬉しい
ここにいると胸が苦しいから



華織と共に部屋から出ようと立ち上がった時



グッ




「…………なに。帰れない」


華織や遥希たちはドアに向かっており、悠は別テーブル

ここには私と湊だけ



何も話さずに私の手を掴んでる湊が意味分からなくて、手を引こうとしたら



!!


「ちょっ!…何すんの」


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