双子の貞子ちゃん



湊は華織が寄りかかって寝ていても、気にせず普通にパンを食べている



「ん………ふあー…え、えっ!?」




さすがのうるささに目が覚めた華織
自分が湊に寄りかかっているのにびっくりしてる




「えっ!寝ちゃってた!?ごめんね湊!重かったよね!?」



「別に重くねーけど」



バッと湊から離れた華織がその言葉にホッとし、離れた距離をじわじわと戻してる





「華織、飯食うぞ!ほら、お前らも突っ立ってないで座れ!」




櫂が私と律を座るよう促す

「伊織と律!来てたんだね!」



「お邪魔します!!」



私は律と櫂に挟まれながら、シェフお手製のお弁当を食べる






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