オトコノキモチ
あたし。
市川紗奈。
22歳。
なんとなく、大学来て、
なんとなく、4年生になってしまった。
成績もいいわけではない。
悪いわけでもない。
卒業単位も足りてる。
いたって普通。
彼氏?
いるけど、遠距離恋愛。
…遠距離って言っても、電車とバスで2時間もあれば会えるけど。
歳はタメ。
だけど、彼は高校卒業して就職したから、
すでに社会人4年目。
でも、
彼も、すぐ結婚する気はないらしい。
『もし、子供できちゃったら、お金だけ置いて逃げちゃうかも』
なんて、冗談まじりで言ってくる。
あたしだって、そんな無責任な奴と結婚する気はない。
ただ、
嫌いじゃないし、
”彼氏”という名の人はいたほうがいいじゃん?
ただ、それだけで付き合ってる。
市川紗奈。
22歳。
なんとなく、大学来て、
なんとなく、4年生になってしまった。
成績もいいわけではない。
悪いわけでもない。
卒業単位も足りてる。
いたって普通。
彼氏?
いるけど、遠距離恋愛。
…遠距離って言っても、電車とバスで2時間もあれば会えるけど。
歳はタメ。
だけど、彼は高校卒業して就職したから、
すでに社会人4年目。
でも、
彼も、すぐ結婚する気はないらしい。
『もし、子供できちゃったら、お金だけ置いて逃げちゃうかも』
なんて、冗談まじりで言ってくる。
あたしだって、そんな無責任な奴と結婚する気はない。
ただ、
嫌いじゃないし、
”彼氏”という名の人はいたほうがいいじゃん?
ただ、それだけで付き合ってる。