再会したのは、二度と会わないと誓った初恋の上司
怒涛の展開
新太さんが席を外したすきに塙くんからのメールを確認した。
『和田先生すみません。僕はとんでもないことをしてしまいました。でも信じてください、誰かを傷つけるつもりは無かったんです』
読んだ瞬間、強い衝撃を受けた。
これは塙くんの告白。
今回の事件の首謀者が自分だと言っている。
動機に関しては若干意味不明で首を傾げたくなるところがあるけれど、彼がしでかしたことに間違いはないと思う。
そうなると、一刻も早く名乗り出るのが最善策。そのためには会って話をするしかない。
『塙くん、今どこにいるの?』
私の送ったメールに
『病院の隣にある公園にいます』
すぐに帰ってきた返事。
私の中で、迷いはなかった。
心配して付き添ってくれる新太さんにわがままを言って買い物を頼み、私は病室を抜け出した。
『和田先生すみません。僕はとんでもないことをしてしまいました。でも信じてください、誰かを傷つけるつもりは無かったんです』
読んだ瞬間、強い衝撃を受けた。
これは塙くんの告白。
今回の事件の首謀者が自分だと言っている。
動機に関しては若干意味不明で首を傾げたくなるところがあるけれど、彼がしでかしたことに間違いはないと思う。
そうなると、一刻も早く名乗り出るのが最善策。そのためには会って話をするしかない。
『塙くん、今どこにいるの?』
私の送ったメールに
『病院の隣にある公園にいます』
すぐに帰ってきた返事。
私の中で、迷いはなかった。
心配して付き添ってくれる新太さんにわがままを言って買い物を頼み、私は病室を抜け出した。