滲み出る虹
8月7日、涼は日が暮れるころまで眠っていた。昨夜は眠れなかった。ようやく眠りについたのは日が昇ってからだった。


「体がだるい…」
肩をボキボキと鳴らしながら身仕度をする。

「もう晩ご飯の時間だな」
そんなことを思いながらテレビをつけた。
< 22 / 26 >

この作品をシェア

pagetop