【新作】クールな副社長に、一億円で愛されることになりました。〜アップルパイに愛を込めて〜
オガタ・カナデとスリーデイズのコラボレーション
* * *
それから一週間後。わたしは大翔さんと一緒に開店前のオガタ・カナデの店にいた。
「初めまして、天野川由紀乃と申します。 オガタ・カナデさん……ですよね? ずっとお会いしたかったです」
「初めまして、オガタ・カナデです。 こちらこそよろしくお願いしますね、由紀乃さん」
うわわ、本物のオガタ・カナデさんだ……!
「今回は、スリーデイズのアップルパイの販売を引き受けて下さり、本当にありがとうございます」
「いや、大事な後輩の頼みだからね。 それに、大翔の奥さんが手がけたアップルパイを販売出来るなんて、こちらこそありがとうございますだよ」
オガタ・カナデさんて、なんでこんなに優しいのだろうか。 快く引き受けてくださったし、こんな日を迎えられる日なんてまるで夢みたいだ。
「今日はよろしく頼むよ、尾形先輩」
「こちらこそ。 このアップルパイ、限定二百個だからね。きっとすぐに完売するだろう」
「……楽しみです」
これはスリーデイズとオガタ・カナデのコラボレーションと言ってもいいくらいだ。
オガタ・カナデでアップルパイが販売されSNSなどで盛り上がれば、きっともっとこのアップルパイは売れること間違いなしだ。
「でも本当に、このアップルパイは見た目もいいよね。 アップルパイをハート型にするなんて、見た目もかわいいから若い子にも好評だろうね」
「だといいんですけど」
それから一週間後。わたしは大翔さんと一緒に開店前のオガタ・カナデの店にいた。
「初めまして、天野川由紀乃と申します。 オガタ・カナデさん……ですよね? ずっとお会いしたかったです」
「初めまして、オガタ・カナデです。 こちらこそよろしくお願いしますね、由紀乃さん」
うわわ、本物のオガタ・カナデさんだ……!
「今回は、スリーデイズのアップルパイの販売を引き受けて下さり、本当にありがとうございます」
「いや、大事な後輩の頼みだからね。 それに、大翔の奥さんが手がけたアップルパイを販売出来るなんて、こちらこそありがとうございますだよ」
オガタ・カナデさんて、なんでこんなに優しいのだろうか。 快く引き受けてくださったし、こんな日を迎えられる日なんてまるで夢みたいだ。
「今日はよろしく頼むよ、尾形先輩」
「こちらこそ。 このアップルパイ、限定二百個だからね。きっとすぐに完売するだろう」
「……楽しみです」
これはスリーデイズとオガタ・カナデのコラボレーションと言ってもいいくらいだ。
オガタ・カナデでアップルパイが販売されSNSなどで盛り上がれば、きっともっとこのアップルパイは売れること間違いなしだ。
「でも本当に、このアップルパイは見た目もいいよね。 アップルパイをハート型にするなんて、見た目もかわいいから若い子にも好評だろうね」
「だといいんですけど」