【完結】クールな副社長に、一億円で愛されることになりました。〜アップルパイに愛を込めて〜
輝く明日の翼
それから数日が経ち、大翔さんから求人募集のことについてわたしたちに話が来た。
「みんな、求人募集の件なんだが……求人募集をかけられるようにこちらで手配をしました」
「ありがとうございます!副社長」
みんなは求人募集をかけれると言うだけで、ホッとした表情を浮かべている。
「みんな、これからもっと忙しくなるだろうけど、人手を増やしてもっとスイーツの開発が出来るように尽力を尽くしていく予定です。 なのでこれからも、みんなに協力をお願いしたい」
大翔さんがそう話すと、みんなは明るい声で「もちろんです!」微笑んでいた。
「副社長が居てくれるおかげで、今のわたしたちはここにいられるんです。 副社長には、本当に感謝しかないです」
「……みんな、ありがとう」
大翔さんがこんなに安心して仕事が出来るのは、きっとみんなの努力のおかげだ。
みんながいるおかげで、わたしたちはこうして楽しくてスイーツ開発が出来ている。
「これからのスイーツ開発にはもっとお金がかかるだろうけど、お金のことなら気にしなくて構わない。 気にせず、たくさんのスイーツを開発してくれ」
わたしたちは頷きながら「はいっ!」と返事をした。
「求人募集についての補足になるが、募集開始後の面接は俺と片山、二人で行うことになった。 片山、宜しく頼むよ」
「えっ!わたしですか……!?」
片山さんは驚いたような表情をしている。