【新作】クールな副社長に、一億円で愛されることになりました。〜アップルパイに愛を込めて〜


「はい……んっ」

 頷いた瞬間、大翔さんから唇を奪われていく。その瞬間にわたしの意識は、大翔さんだけに向けられる。

「っ、ひろ……とさん……」

 何度も何度も唇を重ねられたわたしは、大翔さんのことだけを思い目を閉じていた。
 たくさんキスをくれる大翔さんからは、甘いスイーツみたいな香水の香りがして、理性が崩れそうになる。

「やっ……っ、ぁっ」

 気が付いたら着ていたワンピースを脱がされてしまい、下着姿にさせられていた。
 それに気づいた時、わたしは恥ずかしさで顔を隠してしまう。

「由紀乃、隠さないで」

「っ……でもっ……」

 こんなの恥ずかしい……。とてもじゃないけど、見せられない。

「由紀乃の全てを見せてくれ」

 そんなことを言われたら、抗えなくなってしまった。

「いい子だ」

「んっ……」

 そしてまた大翔さんから、キスの雨を降らせられる。 わたしは大翔さんの背中にしがみついて、大翔さんの全てを受け入れる覚悟を決めた。
 そして大翔さんからの熱いキスと共に、下着の上から自分の敏感な所に触れられると、更に体温は上昇していった。
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