【短編】貴方だけを愛しています
たっちゃんの胸へと飛び込むと、お互いに冷えた身体が温められる。
薄暗くなり、街灯が点いた駐車場。
距離を取らされた身体に風を感じてると、唇が重なる。
「ちょっ……!;;」
「初めてだったな;;」
「ゆっくり、じゃないと……っ;;」
いきなり荒々しくキスしようとしたたっちゃん。
すぐに顔を背けると、気付いてくれた。
でも、これでおしまいも嫌だと、ゆっくりでお願いすると、頷いてくれる。
頬を包まれて再び唇が重ねられると、優しく下唇が吸い上げられる。
歯列を撫でる舌が、隙間にねじ込まれる。
触れ合う舌先。
反射的に逃げるも、追い掛けられ、絡み合う。
「……恥ずかしいっ」
「可愛いな」
「言わないで!;;」
唇が離れ、胸に顔を埋めると、耳元で言われ、背を叩きながら抗議。
「帰るか」
「うん」
何も言わなくても運転席に回るたっちゃん。
助手席側で解錠し、そのまま乗り込む。
「晩ご飯、何だろうね」
「俺は唯来で良い」
「ダメ!;;私に栄養はない!;;」
「飯食ったら良いのか?」
「案外、意地悪……っ;;」
他愛ない話を振ると、足に触れながら、やらしい事を言って来る。
手を退かしながら抵抗するも、止まらないたっちゃん。
薄暗くなり、街灯が点いた駐車場。
距離を取らされた身体に風を感じてると、唇が重なる。
「ちょっ……!;;」
「初めてだったな;;」
「ゆっくり、じゃないと……っ;;」
いきなり荒々しくキスしようとしたたっちゃん。
すぐに顔を背けると、気付いてくれた。
でも、これでおしまいも嫌だと、ゆっくりでお願いすると、頷いてくれる。
頬を包まれて再び唇が重ねられると、優しく下唇が吸い上げられる。
歯列を撫でる舌が、隙間にねじ込まれる。
触れ合う舌先。
反射的に逃げるも、追い掛けられ、絡み合う。
「……恥ずかしいっ」
「可愛いな」
「言わないで!;;」
唇が離れ、胸に顔を埋めると、耳元で言われ、背を叩きながら抗議。
「帰るか」
「うん」
何も言わなくても運転席に回るたっちゃん。
助手席側で解錠し、そのまま乗り込む。
「晩ご飯、何だろうね」
「俺は唯来で良い」
「ダメ!;;私に栄養はない!;;」
「飯食ったら良いのか?」
「案外、意地悪……っ;;」
他愛ない話を振ると、足に触れながら、やらしい事を言って来る。
手を退かしながら抵抗するも、止まらないたっちゃん。