君と恋を始めました
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「瞬おはよ」


「おー篤也おはよ。今日は早えーな」


次の日俺は学校に早く着いた。なんか今日は目覚めがよかった。


「珍しいな。なんかあったんか?」


こいつは俺の友達の菅波瞬(すがなみ しゅん)


小学校から一緒にサッカーをしててなんだかんだずっと一緒にいる。まあ腐れ縁ってやつだ


「で、なんかあったのかよ?」
「いい事でもあったんか」


ニヤニヤしながら聞いてくる。勝手に話を進めるなよ


「いや、いい事があったとか一言も言ってないわ」


「絶対あっただろ」


こいつに言ったら絶対うるさくなる


「何もねえよ。ほら授業始まるぞ」




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