No rain,No rainbow
6.
顔と体の傷がすっかり目立たなくなった頃、
「デート、しましょう」
律さんが誘ってくれた。
律さんが迎えに来てくれるまで、スマホにイヤホンをさして音楽を聴きながら、軽く部屋の掃除をすることにした。
お天気はいいし、好きな音楽が耳元で鳴っているし、律さんとお出かけ出来るし。
手元を動かしながら、自然と出る、ハナウタ。
掃除機を掛けていたら、玄関の横の摺りガラスの窓に人影が映っている。
こんこん。
その窓を軽く叩いているのは…
「律さん!」
玄関のドアをあけたら、
「おはようございます」
微笑む律さんが立っていた。
・
「デート、しましょう」
律さんが誘ってくれた。
律さんが迎えに来てくれるまで、スマホにイヤホンをさして音楽を聴きながら、軽く部屋の掃除をすることにした。
お天気はいいし、好きな音楽が耳元で鳴っているし、律さんとお出かけ出来るし。
手元を動かしながら、自然と出る、ハナウタ。
掃除機を掛けていたら、玄関の横の摺りガラスの窓に人影が映っている。
こんこん。
その窓を軽く叩いているのは…
「律さん!」
玄関のドアをあけたら、
「おはようございます」
微笑む律さんが立っていた。
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