明日

二日後、のの の意識が戻った。

午後の休憩のとき、急にのの の部屋から電話がかかってきて

「ののが、ののが起きました。」

お兄さんの泣く声と同時に俺も泣きそうになった

よかった。。

部屋に向かうと ののは人工呼吸器に繋がれてるせいと 点滴の副作用のせいか

とろんとした目つきで目覚めていた。

俺はすぐにでも抱きつきたい気持ちだったが気持ちを抑えた。

「一ノ瀬さん。 一ノ瀬さん分かりますか?」

ののは自分の状況が理解できないらしく

ゆっくりうなずいた。

「のの!のの!よかったー。」

ご両親も到着したのと、オペが入ってたので

看護師さんに任せてその日は1人で夜喜んだ。
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