婚約破棄をお願いしたら、年下御曹司様の溺愛から逃げられません!
「じゃあお祝い何がいい? 何か持ってくるよ」
「欲しいもの? 夏帆の恋バナを聞きたい。というか恋バナ話したい」
「え……話戻るの」
「もちろん。だって、やっとだよ〜ずっと婚約破棄するんだって言っていたのに真っ赤になっちゃって」
確かにそうだけど、好きというか弟みたいな感じだし……。
「どこで意識したの? やっぱりあの看病の日?」
「えっ」
「やっぱりね〜」
うう……もうやめて、思い出しちゃうから。
また体温が上がっちゃいそうだもの!