もう⋅⋅解放⋅⋅して⋅⋅⋅下さい
12章 元の生活
✭✭紬SIDE①
私と旭は、自然とマンションへと
戻り生活をした。
お義母さんも結月も
その事に関して触れる事は
なかった。
旭は、無事に会社の研究部門に
戻る事ができた。
旭でないと、
出来ない・解らない事が
多かったようだ。
私も結月に任せっぱなしに
なっていた雑貨屋aJkuに戻った。
父が私の為に力を貸してくれた店だ
大切にしたい。
両親がいたから
高校でも大学でも
勉強させて貰えた
そんな両親の為にも
alkuを守って行く。
建物代は、
両親の残してくれた遺産で
全て返済をした。
それでもかなり残っていたが
旭は、
「今後のalkuに使うと良い。」
と、言ってくれた。
マンションは、
殆どは旭が支払ってくれた。
私は、ほんの一部と家具類を
払っただけだ。
少しずつ·····
前の私達へと戻って行った。
alkuの私の部屋は、
そのままに置く事にしたが
その事にも
結月は、何も言わなかった。