もう⋅⋅解放⋅⋅して⋅⋅⋅下さい

✮✮茜SIDE②


一方的に言葉を発する旭に
やはり·····と思う···

だけど
あんたも、あの時
私との快楽に溺れたじゃない。
子供は、一人では出来ないんだよ。

私だけのせいにして·····

ただ、一言でも
葵を気にする言葉が····あれば······

何も言わなかった旭に対して
怒りしかない。

わかった。
 あなたがそんな考えなら····


「いらっしゃいませ。佐川さん。」
「こんにちわ、紬さん。」
「あの〜
私、もうすぐ育児休暇が終わり
仕事に復帰するの。
alkuにも、今までみたいには
来れない····と。
紬さんに相談して決めた
alkuの商品がきちんと飾られているか
見て欲しいと思って
私のマンションに
お茶でも飲みに来ませんか?」
と、言うと
彼女は、少し考えてから
明日のお昼休みに来てくれる事に。

旭、見てなさいよ。
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