もう⋅⋅解放⋅⋅して⋅⋅⋅下さい
20章 結果
❖❖ 再度····
 法律や病院、治療に関しましては
 あくまでも私の理想です。
          Mamo ❖❖


昼食が来て伊織に起こされて
食べるが、あまり食べれずに終わる。

午後から検査があり
車椅子で移動する。
伊織もついて行こうとするから
【大丈夫だから】
と、伝える
だが、ベッドから車椅子には
伊織が抱き上げて
座らせるから
【リハビリにならないよ。】
と、言うが
知らない顔をする伊織に
看護師さんは、笑っていた。

頭から身体、目まで検査をしたが
異常はなく
本当に三食取れたら退院となった。

検査で疲れたのか
私は、また眠ってしまった。

体力無くなっているのかな·····
と、思っていたら夢の中

夕食で起こされたが
やはり、少しだけ
でも、ゼリーやヨーグルト
牛乳や果物、スープ類は食べれた。

伊織にアメリカに戻る用に言うが
紬が退院してからだ
と、きかないし
あちらの会社が気になるが
PCさえあれば大丈夫だと
言っただろうと聞いてくれない。

夜になり結月と健太さんが
来てくれた。
改めて二人にお礼を伝えた。

「紬ちゃん。
目覚めたばかりだけど
話しても大丈夫かな?
無理なら後日でも
問題ないから。」
と、健太さんに言われて
一度、伊織を見ると
お前の思うように
と、言う顔をしていたから
「大丈夫です。」
と、健太さんに伝えると話してくれた。

①太田 旭と離婚成立
 離婚届は提出済み
ああ〜、だから入院患者のネームが
ないんだ。と思った。

②暮していたマンションは放棄
③共有財産分与無し
④紬さんへの慰謝料として
 太田 旭 →700万円
 太田 里子→200万円
 佐川 茜 →300万円
「こちらは、既に完了済みです。」
と、言われた。

⑤そして
 秋元 紬に今後一切の接触禁止
 秋元 紬の店にも立ち入り禁止
 の書類を三名分あった。
 佐川 葵に関してはサインが
 出来ませんので母親に
 責任をとってもらいます。
との、報告を書類と共にされた。

「健太さん。
 本当にありがとうございます。」
と、言うと
「いいえ。仕事ですから。
だけど、もっと早くに
動いたら良かったと後悔したよ。」
と、辛そうな健太さんに
「そんなことない。
私がお願いしなかったから。」
と、慌てて否定すると
「ほんとよ。私達に遠慮なんかして。」
と、言う結月に笑いながら
「結月もありがとう。
お店、任せっぱなしでごめんね。」
と、言うと
首を振りながら
「良かったね。」
と、言ってくれた。
「だけど、旭さん。
あれだけのことしたのに
離婚届にサインしなくて
母親と会社の上司と
健太に脅されてやっと書いたのよ。」
と、言う結月に
「俺は、脅してないぞ。」
と、手を振りながら言う健太さん
伊織は、笑っていた。
「なんだよ。相馬君まで。」
と、言う健太さんに
いつのまにか、健太さんとも
仲良くなっている伊織に
ビックリしていると
「健太さんと仲良くなってる
と、思っているだろう?」
と、言われて
「心、読まなくて良いから。」
と、言うと
健太さんも結月も笑って
「「凄いね。」」
と、言った。
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