もう⋅⋅解放⋅⋅して⋅⋅⋅下さい

アメリカに戻る前に
伊織にalkuを見てもらう。

外壁な内装品々を見てまわり
【紬らしい
やはり、センス良いな。】
と、言ってくれる伊織の言葉が
嬉しかった。

それからalkuを出ると
ジェリーショップに
連れて行かれ
結婚指輪を選ぶ事に

【婚約指輪は、要らないよ。】
と、言うと
【じゃ、その分を旅行に回そうか?】
と、伊織が言うから
【そうだね。】
と、返す。
やはり、色んな事を
二人で話して二人で決めて行きたい。

健太さんから連絡かあって
日本とアメリカで入籍が出来
私は、❨ 相馬 紬 ❩となり
伊織は
【やった!やっとだ!!】
と、喜んで抱き締めてきた。


【本当は、きちんとプロポーズ
したかったけど、指輪が式の前日に
しかできないから、ごめん。】
と、言うから
【プロポーズしてもらったよ。
それに、私はもう、伊織の妻ですから。】
と、言うと
伊織は真っ赤になりながら
そうま·····つむぎ·····か·····
と、呟く·····

相馬 伊織 31歳
相馬 紬  31歳

本日入籍を完了しました。


伊織がアメリカに戻ってから
伊織たけでなく
私も寂しかった。

だから、毎日、テレビ電話で話し
【【愛してる、好き、大好き】】
と、言い合った。
本当に学生並み····だと
二人で笑いあうが。
それが、また、楽しかった。

伊織は、休んでいた分を
取り戻すのに大変な日々を送り
私も結月への引き継ぎと
業者さんへの対応に追われていた。

伊織が日本へ到着した。
空港に迎えに行くと
搭乗ゲートから出てきた伊織は
私を見つけると
嬉しそうに微笑み
大股で近くと私を抱き締めた。
【会いたかった。】
と、言う伊織に
【うん。私も】
と、伝え伊織を抱きしめた。

周りからは
きゃーっ、と言う声が溢れて
いたが、私達の耳には
入っていなかった。

私達は、手を繋ぎ空港を
後にした。

相馬の実家に向かう前に
ジュエリーショップに寄り
指輪を受け取って帰宅した。

伊織か居ない間
何度か両親と食事をさせて
貰っていた。
豊富な知識を持つお義父さんの
話は面白くて身になり
優しいお義母さんからは、
料理を習ったり
一緒に買い物をしたりしていた。
そんな私達を伊織は
嬉しそうに見てくれていた。

明日は、結婚式
今日は、相馬のご両親と伊織で
過ごして欲しいと
伝えると
【今更。】
と、言う伊織に
両親は、笑いながら
【二人でゆっくりしなさい。】
と、言ってくれて
伊織は、私が今暮らしている
alkuの2階に行きたいと
言うから、そうする事にした。
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