灼けるような恋の先。




「嫌とか言いながらしっかり感じてんのな」



「そん、な、んっ仕方ないだろ!」



「仕方ねーよ?だから俺も仕方ねーだろ」



「それとこれとはちがっ…!」






容赦なんて一切なく、感情のままに私の中を乱す樹。


ついさっきまでも激しく抱き合ったあとだからもう快感を与えられすぎておかしくなりそうだ。






「やだ、も!!もうイキたくなっ…!ん!」



「知らねーよ!イキまくっておかしくなればいいんじゃね?」






思いも言葉も届かず、体はひとつに繋がっているのに孤独感が溢れていて苦しい。


苦しいのに快感で何度も何度も絶頂を迎えさせられて、足が震える。


それでも私は自分の意見は曲げない。絶対に。






「ぁ…も、むりっ」



「おいおい、言うこと聞くか孕むまで終わんねーからな!!」






イキすぎて意識を手放しそうになった私は殴って意識を戻されてすぐに快楽を与えられる。




何度も何度それを繰り返されて、私はもう私がなんなのかわからなくなってしまった。




途中からは玩具とかも使い始めたり、首を絞められたり。



ありとあらゆることをされたのだった。





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