灼けるような恋の先。




「え?なに?お前こいつのこと好きとか言わねーよな?やたら庇うよな??え???好き????」






突然閃いたように私とハルくんにそう詰寄る樹は今にも手を出しそう。






「んなわけない。私は樹のものなんだから他に心は揺らがないよ」



「え?とか言って浮気したんじゃねぇの??」



「してない、樹には私だけ、私には樹だけだろ?」



「じゃあそれ、今ここで証明してみろよ。じゃねぇと菫とこいつが浮気してたって俺思うから」






その言葉に私は頷いてハルくんの目の前で自分から樹に口付けをする。





樹は極度に浮気を恐れてて、その地雷を踏んだからこうして束縛が激しくなった。




だからこうなった樹はもう樹の満足することをしてあげるしかないんだ。






「んっ…樹、私には樹だけだよ」



「ははっ、いいなぁそれでこそ俺のものだ」






深く何度も口付けて、私の舌は樹の局部を愛撫する。



ごめんねハルくんこんな姿見せて。




怯えた顔のハルくんに罪悪感を持ちながら、機嫌を損ねないよう樹の上に乗って樹のものを私の中に入れる。






「そうそう、お前は俺のもんだからな。
よし、捕まえた奴連れてこい」






ご機嫌に笑う樹は上で動く私を見たあとドアの方に向かって誰かに言うと

ハルくんとは別の従業員がとある人を連れてきた。






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