灼けるような恋の先。
「さ!順番は決めた通りだからな!俺から行かせてもらうぜ」
隣の男はそう言うと、私のみぞおちを殴ってきた。
「っ…」
男の力で殴られて声も出ないでうずくまる私の胸ぐらを掴んで浴衣を持っていたナイフで切り裂く。
灯に似合ってるって言われた浴衣なのに。
「や、やめ!」
男が私の肌着もナイフで切ったところを抵抗したがビクとも動かずどうしようもない。
しかもこいつをどうにかしたって、取り囲んでいる周りの人達まで何とかできるわけが無い。
こんな状況でも冷静にそう考えてしまいながらもモゾモゾと抵抗を続けると、男はイラついたように舌打ちをした。
「お前は玩具なんだから動くなクソが!」
男はそう声を荒らげると私の背中をナイフで切り付ける。
痛いと言うより最早熱いその感覚に歯を食いしばる私。
なんで私がこんな目にあってるの?
「どうせ処女じゃねーんだし好きにしていいよな〜」
「や、やめ…!」
ニヤニヤと笑う男はそう言うと私の口に手を突っ込んで言葉を発せないようにした後
私の中に押し入ってきた。
前戯もなく入ってくるものに痛くて顔を歪める私。