ムボウビハート
heart×15.
「…あんず…あんず」
夢の中で、あらたがあたしを呼ぶ声がする。
ずっと聞いていたくて、眠っているフリをする。
「…今日、個展会場に来てくれよ?いつでもいいから、いつまでだって待ってるから。あの時の、白い、ワンピースで」
そんな、あらたの声が聞こえた気がした…。
目を開けたら、とっくに外は明るくなっていて。
目を擦りながら、周囲を見渡せば、サイドテーブルに個展のチケットが1枚、置いてあって。
「…夢じゃなかったんだ…」
思わずつぶやいた…
時計を見るとすでに、午後1時…
昨日の夜、あらたに「止まらねぇ」、抱かれたせいだ…
「…あらたの、バカ…」
思わずつぶやいた、午後1時…
・
夢の中で、あらたがあたしを呼ぶ声がする。
ずっと聞いていたくて、眠っているフリをする。
「…今日、個展会場に来てくれよ?いつでもいいから、いつまでだって待ってるから。あの時の、白い、ワンピースで」
そんな、あらたの声が聞こえた気がした…。
目を開けたら、とっくに外は明るくなっていて。
目を擦りながら、周囲を見渡せば、サイドテーブルに個展のチケットが1枚、置いてあって。
「…夢じゃなかったんだ…」
思わずつぶやいた…
時計を見るとすでに、午後1時…
昨日の夜、あらたに「止まらねぇ」、抱かれたせいだ…
「…あらたの、バカ…」
思わずつぶやいた、午後1時…
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