ムボウビハート



 次の瞬間、息が止まる位の激しいキスに思わず目を開けた。



「…あらた…ッ!?…ん…ッ…!!」



滑るように触れていたあらたの指先は、いつの間にか熱を持ってあたしの顎を上向かせている。



ソファーに仰向けで寝ているあたしのカラダを、覆い被さるように組み敷いている、あらたのカラダ。




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