ペリドットの約束
神殿に入ると、お馴染みの巫女たちが私を迎え入れた。

「まぁプリシラさま!お帰りなさい。小さなユリア様のお姿が見えなくて、とても寂しかったです!」

「本当ですわ!そのお美しいお姿、また拝見できて嬉しゅうございます」

「そんなことはいいの。お兄さまが病気だと聞いて帰ってきました。お兄さまに会わせてください」私は言った。

私はお兄さまの部屋に行った。

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