ペリドットの約束
「大丈夫です!あなたはいい人です!
あの、お名前は?」
「おいおい。なんで人をそんなすぐに思い込みで判断するんだ?
俺な。ロベルト・ランバート」
「ロベルト、わたしはプリシラ・ベネットです。お願い、私を連れて行ってください!」
「って、まじかよ……
ベネットって、司祭の家の子?」
「はい。兄が司祭です。だからなんだというのですか?」
「……はぁ……
(めんどくさいことになったな)」