ペリドットの約束
「…………お告げだからってそういうことするのか」


「少しばかりの、御礼として」


「……司祭様の妹君を守れる自信なんか、ねえよ」


「大丈夫です。あなたなら」


「根拠は」


「ありません」

兄はニコッと笑った。



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