Extra Fight集 〜年下上司が、地味な私への溺愛を隠してくれません〜
綾香が予約をしてくれたアトラクションは、最新技術を凝縮させたもの。
特にランドのファンではなかった僕でさえ、感動してしまうほどだ。
綾香にいたっては
「すごい……」
「夢みたい……」
「映画の世界に入り込んだみたい……!」
などと、興奮しっぱなし。
そんな綾香の可愛さを、アトラクションのモチーフとなっているラブロマンス映画のストーリーの世界観の中で目の当たりにして……我慢なんかできるはずがない。
ただでさえ、綾香の中に潜む元カレという存在を打ち消したくて仕方がないのだ。
アトラクションから出てすぐ、僕はちらりと時計を見た。
もう……いつでもホテルには行ける時間だった。
「ねえ、綾香……まだランドにいたい?」
「え?」
「元カレとじゃ絶対にいけない場所……もう行かない?」
「かっ……かかか加藤さん……!」
「何?」
「こんな……夢の国で……そんな……!!」
「どこであろうと、関係ないよ。僕が綾香を早くだき」
「あーわー!!ここ!子供もたくさんいるから!」
綾香は、僕の口を必死で手で塞いできた。
そんな慌てた綾香の様子も可愛くてこのままにしておきたい気もしたが……僕の熱がもう限界に来ていた。
僕は、綾香の手を掴むと、綾香の回答を待たずに歩き始めた。
綾香は、諦めたのか……それとも僕と同じ気持ちになってくれたのかは分からないが、大人しく僕についてきてくれた。
そうして、僕と綾香は……当初の予定より大分早いものの……予約していたスペシャルなホテルにチェックインをした。
部屋までの距離が、とても長く感じて仕方がなかった。
だけど、部屋までの道のりを綾香がキラキラした目で見渡しているのがやっぱり可愛かったので
「そんな顔してると、後でどうなっても知らないよ」
と小声で脅してやった。
すると
「どうせ手加減しないくせに」
と言いながら、僕の手を握り返してきた。
「それ、反則だから……」
「加藤さんこそ……色々、反則ですから……」
そんなこんなで、まだ外が大分明るい時間から部屋に入り、思いっきり綾香の可愛さを堪能させてもらった。
Next Extra Fightに続く……かも?
特にランドのファンではなかった僕でさえ、感動してしまうほどだ。
綾香にいたっては
「すごい……」
「夢みたい……」
「映画の世界に入り込んだみたい……!」
などと、興奮しっぱなし。
そんな綾香の可愛さを、アトラクションのモチーフとなっているラブロマンス映画のストーリーの世界観の中で目の当たりにして……我慢なんかできるはずがない。
ただでさえ、綾香の中に潜む元カレという存在を打ち消したくて仕方がないのだ。
アトラクションから出てすぐ、僕はちらりと時計を見た。
もう……いつでもホテルには行ける時間だった。
「ねえ、綾香……まだランドにいたい?」
「え?」
「元カレとじゃ絶対にいけない場所……もう行かない?」
「かっ……かかか加藤さん……!」
「何?」
「こんな……夢の国で……そんな……!!」
「どこであろうと、関係ないよ。僕が綾香を早くだき」
「あーわー!!ここ!子供もたくさんいるから!」
綾香は、僕の口を必死で手で塞いできた。
そんな慌てた綾香の様子も可愛くてこのままにしておきたい気もしたが……僕の熱がもう限界に来ていた。
僕は、綾香の手を掴むと、綾香の回答を待たずに歩き始めた。
綾香は、諦めたのか……それとも僕と同じ気持ちになってくれたのかは分からないが、大人しく僕についてきてくれた。
そうして、僕と綾香は……当初の予定より大分早いものの……予約していたスペシャルなホテルにチェックインをした。
部屋までの距離が、とても長く感じて仕方がなかった。
だけど、部屋までの道のりを綾香がキラキラした目で見渡しているのがやっぱり可愛かったので
「そんな顔してると、後でどうなっても知らないよ」
と小声で脅してやった。
すると
「どうせ手加減しないくせに」
と言いながら、僕の手を握り返してきた。
「それ、反則だから……」
「加藤さんこそ……色々、反則ですから……」
そんなこんなで、まだ外が大分明るい時間から部屋に入り、思いっきり綾香の可愛さを堪能させてもらった。
Next Extra Fightに続く……かも?