お嬢様の憂鬱【上】



私は、そのミニワンピを手に取った



「あッ!!このワンピ良いですよねぇ~私も好きなんですよ♪」



店員の甘ったるい声が


私の頭に響く



売ろうとしてるの丸分かりじゃん。


「え、いや・・・」



私はその手に取ったミニワンピを戻そうとした



その時、後ろから


聞き覚えのない声が聞こえた



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