お嬢様の憂鬱【上】




「○×病院の院長ですが…娘さんの、一ノ瀬るなさんが…交通事故にあわれて、意識不明の重体です。すぐにこちらに来ることは可能ですか?」




一瞬、るなのお母さんの動きが止まった




「…え…?るなが事故!?――――――――ええ、すぐに行くわ」






ガチャ





電話をおき再び長い廊下を走りだした



○×病院へ行くために………





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