お嬢様の憂鬱【上】



歩いていてもふらふらするしすぐに貧血になってしまう


そんな自分も…嫌いになる





あるとき、わたしは廊下を歩いていた



そのときあの時見た男の人を見つけたのだ




その姿を見つけると駆け寄り、声をかけた





「…はるとくんっ」



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